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「信勇会」発足の背景と目的

今の社会は全てにおいておかしいといわざるを得ません。政治や特定の団体だけが悪いという訳ではありません。その責任は私たち全員にあるといえるでしょう。さらに、その原因は自由と責任の意味を履き違えてしまったことによります。自分自身の自由のためならば他人を踏みにじってもよいことなど有り得ません。自由とは私たち自身の基本的人権が他の何人からも侵されることのないことを意味します。

一方、私たちは自分自身の考えや行動は勿論のこと、その結果や影響にも責任を持たねばなりません。また、周囲すなわち地域社会や所属組織や国家にも責任を持たねばなりません。それにもかかわらず、成功すれば自分の手柄にし、失敗すれば周囲の者に責任を転嫁しようとします。そのような人たちがここ10年で残念ながら多くなったような気がします。

このままでは私たちの人間力は益々低下し続けるでしょう。社会全体から底上げする必要があります。政治だけ良くなっても駄目です。それは小手先のテクニックに終始するからです。企業組織だけ良くなっても同様に駄目です。そして、それらが良くならずに私たち個人だけが幸せになることも有り得ません。

その根本的な考え方は「他人の利益=自分の利益」です。先ずは人を大切にすることがひいては自分の幸せと利益に繋がるという中長期的な視点に立つ考えです。現状ではそのような視点が大いに欠如しています。企業組織でも地域社会でも政治でもそういえるでしょう。

そのような視点をもって真に考える力を取り戻すことがこの現状下では大切です。真の行動力についても同様です。些細なことでも新たなことにチャレンジしようともしない人が多いのも事実です。従って、人間力向上のための取り組みを草の根の活動として地道に推し進めていく必要があるかと思います。

勉強会の題材(素材)として組織(特に企業活動)における課題を各自の事業領域からピックアップして、それに対して全員でブレーンストーミングにより深堀してクリティカルな課題を抽出します。そして、その対策案も同時に考えます。それは、考える力をお互いの研鑽により醸成させることを目的とします。但し、その対策案を検討する前に、抽出した課題が現実的に対策可能なものかどうか今一度見直す必要もあるでしょう。

他にも、企業組織における我々の日々の行動はどうあるべきなのか。そして、それはどのような考えに基づくべきなのか。さらに突き詰めていけば、人間として幸せに生きるにはどのような考えや行動に基づくべきなのかにも言及しなくてはいけないのかもしれません。

参加される方には所属組織で働く際はその推進者として活躍していただければと思います。

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